まったくまとまりなし

ばらばらの記事でまとまりなしです。

割り勘にこだわる人の心理

飲み会の最後、会計するときに、どうしても割り勘にこだわる人がいる。「自分はこれくらいのんだから、いくら払う」とか「君はあまり食べてないから、これだけでいいよ」などと言う人がいても、きっちり割り勘にすることを主張し、どんぶり勘定で「だいたいこれくらい」という計算の仕方を許さない。

しかもこういう人は、 1円単位まできっちり人数で分けないと気が済まない。几帳面で細かい人という印象を受けるが、実はそれだけでは無い。こういう人は、他人との必要以上の関わりを避けたがる人だ。

割り勘にするとは、どういうことなのか。それは、お互いに貸し借りの関係を一切持たない、ということだ。

後で「あのとき、あの人に、あれだけおごってもらった」とか「あの時は、自分だけ余計に払ったっけ」といったことになると、「借りを返さなければならない」とか、「あの時出してやったのに、あの態度はなんだ?」と、つい考えてしまう。

しかし割り勘に徹すれば、お金のことで、人との貸し借りの関係がなく、いつもすっきりしている。だから、不必要なかかわり合いも避けられる。かなりドライな人間関係を好む人だと言えるだろう。